個人出版は、紙の本ならばamazon キンドルのサービスをおすすめします。
しかし、キンドル以外にも電子書籍出版はいくつもあって、気になっている方もいらっしゃるはず。

結論を言ってしまうと、個人の出版のしやすさでは「キンドル一択」です。

しかし、利用者について「マーケット規模としての電子書籍出版」がキンドルかキンドル以外かという話題も知っておきたいところ。
本日は、電子書籍出版サービスの中でも特に人気の高い「Kindle」と「その他サービス」を比較しました。

電子書籍出版サービス、どこが人気?

まずはじめに、きちんとした調査データで電子書籍出版サービスの現状を。

こういうものは、まずオリコンです。
オリコンの調査「おすすめの電子書籍サービスランキングまとめ(2020年10月)」によると、電子書籍サービスの利用者ランキングでは、「honto」「U-NEXT」「Apple Books」などが上位にランクインしています。

おっとぉ……なんだか偏りを感じますね。
電子書籍は漫画・コミックのユーザーが圧倒的に多いため、結果はマンガに左右されるはずなのですが……。

もう一つ別の調査データを参照してみます。

電子書籍の利用経験は5割以上!よく読むジャンルは「マンガ」が最多【ナイル調査】 | [マナミナ]まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン

こちらでは、利用者数ベスト5は以下のとおりです。

  1. Kindle
  2. 楽天Kobo
  3. コミックシーモア
  4. ebookjapan
  5. ブックライブ

N数はオリコンより少ないものの、感覚的にはリアルな状況と一致する結果となりました。
個人出版なら、Kindleも楽天koboも手続きができるので、利用者TOP2を狙うことができるんですね。

ただし、これらのサービスは、漫画・コミックの割合が特に多くなっています。

なぜKindleや楽天Koboが人気なのか?

Kindleや楽天Koboが人気を集めている理由は、やはり個人出版に特化したサービス を扱っているからではないでしょうか。

小規模出版社のPODも含めれば意外と長年の受け入れ実績があり、多くの著者や読者が利用していらっしゃいます。

個人出版の目線では、Kindleとその他サービスを比較するとこうなる

比較項目amazonのKindleその他サービス
個人出版のしやすさ非常に簡単楽天kobo以外はハードルが高い
世界への展開かんたんKindleのほうが強い
販売実績非常に多いサービスによって異なる
ジャンル幅広いジャンルに対応特定のジャンルに強いサービスも
価格設定フレキシブルかつ、印税が多め手数料が高め

個人で電子書籍を出版する場合でも、Kindleが最もおすすめなのです。

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