RGB印刷をご存じですか?
通常のCMYK印刷とは異なり、蛍光ピンクや蛍光グリーンを使った発色が可能なRGB印刷。
パソコンやスマホのモニターに近い鮮やかな発色が特徴で、最近注目を集めています。
今回、同じデザインでRGB印刷とCMYK印刷のカードを作成し、その違いを比較してみました。
RGB印刷の特徴とは?
RGB印刷の大きな特徴は、通常のCMYKでは再現が難しい蛍光色を表現できる点です。
特に明るいグリーンやピンクなどの鮮やかな色が際立ち、印刷物がより目を引く仕上がりになります。
今回のカードデザインでは、背景の蛍光グリーンに注目していただくと、RGB印刷ならではの発色の良さが感じられると思います。
一方、CMYK印刷は色域が少し狭いため、同じデザインで印刷しても若干落ち着いた色味になる傾向があります。
もちろん、CMYK印刷も優れた品質ですが、明るく鮮やかな色が必要なデザイン(彩度が高いもの)の場合はRGB印刷が適しているといえます。
実物比較
グリーンの背景部分にご注目。
(ゴミついてますね、ごめんなさい)
印刷費用の違いについて
印刷費用、気になりますよね。
実は、100部程度の小ロットではRGB印刷の方がやや高めの価格になります。
が、300部以上の中ロットになると価格差はほとんどなくなってしまうのです!
つまり、一定数以上の印刷を予定している場合は、RGB印刷を選んでしまってもコスト負担はあまり変わらないというお得な結果に。
1回のイベントで大量に配布するような場合、RGB印刷はコスト面でも選択肢として十分検討できる方法だと感じました。
デジタル業界など、鮮やかなモニター色表現に近い印刷をしたい方におすすめ
鮮やかな発色や蛍光色を活かしたいデザインをお考えの方には、RGB印刷をおすすめします。
印刷物をより目立たせたい、色にこだわりたいという場合には、一度RGB印刷を試してみてはいかがでしょうか?
従来のCMYK印刷とは違った魅力を実感できるはずです。
今回の比較が、印刷方法を検討する際の参考になれば幸いです。
もちろん、通常のCMYK印刷で十分という方も多いはず。
どちらを選ぶかは、デザインの目的や予算に合わせて選んでみてください(^^)